小石川植物園の薬草園にて.
午後から雨があがったので小石川植物園へ行ってみた.行きは電車で帰りは徒歩.電車で行くと乗り換え1回で駅は2つ分.徒歩で帰宅したら40分ほど.迷路のような地下鉄乗り場で行けども行けども乗り場に着かない,おまけに車窓からの景色が見えないのより,地上を歩いた方がずっと面白い.(^^)
小石川植物園は東大付属の植物園だが歴史は300年ほどあるらしく,道理で園内は巨木が多い.「精子発見のイチョウ」で有名な植物園.桜の品種がいろいろあって,春の桜の季節はさぞ美しいことだろう.ちなみにGoogle Mapで航空写真を見ると桜の季節の写真のようだった.
画像は薬草園で見つけたマオウ.昔栽培していた事があって懐かしかった.関節みたいに節々がある姿は妙に面白い.薬草園は手入れが行き届かないようで,草ぼうぼう状態.せっかく名札があるのに「該当植物はどれ?」状態.(--;) ミルクシスルの実生苗まで進出していた.ミルクシスルは「マリアアザミ」という名でちゃんと植えられているコーナーがあり,見上げるほど巨大な株になってアザミ独特の花を咲かせていたが,実生苗がこんな離れた場所にまで進出しているのか~とびっくり.
おまけに今流行の「コダチダリア」(皇帝ダリア)もあってこれまたびっくり.ただ,近づけない場所なのが残念だった.遠目に見たところ,60~70センチほどに成長しているように見えた.
温室が工事のため見学できないのが残念.その分入場料をまけてくれたら良いのに~.(--;) なんせここは入場券を買うのに道をはさんで向かいの小さなお店で買わないといけない.おまけに園内の案内図も自販機で買うシステムで,これまたびっくり.店のおばちゃんに徒歩での帰り道(平坦で助かった)を教えてもらったので良しとしよう.おばちゃんいわく「ここは谷底だから最寄り駅は2つあるけどどちらへ行くにも上り坂」と.それにしても東京って坂が多いね~と思った次第.