画像一番左と二番目は,先日咲いた青花ナスタの株.三番目は普通の青花ナスタ.四番目はレピドムの横顔.
今まで青花ナスタでこのような変異が見られる事は無かった.ついに…来るべき時が来たか…という感じ.
それにしてもイモからスタートした青花ナスタだったが,こんな花が咲くとは….
昨年は花が咲かなかった株だったのか?あるいは植え付け時にレピドムのイモと取り違えてしまったか?間違いはいつでも起こりえるので何とも言えない.
そこで画像の花の「ガクと距(きょ)」に注目.画像二番目と,三番目の画像のツボミの方を見比べると,とても良く似ているのに気づく.赤紫っぽい暗い色の地にポツポツと点々が見える.これは青花ナスタの特徴.ちなみに四番目が一般的なレピドムのガクと距の様子.見たとおり,青花ナスタとは全然雰囲気が違う.
こうして考えるとやはり青花ナスタから雑種が生まれた可能性が濃厚. シーズン前にいくつか青花ナスタのイモを提供したが,里子先でもこのような花が出る可能性がある.もし出てしまったら…笑って許してもらうしかない.今後ウチで採れた種は提供を控えた方が良さそう.雑種をバラまいたのではシャレにならない.青花ナスタを現在栽培中の皆さんには,ぜひ種採りを頑張ってもらいたいと思う.