大阪府立花の文化園にて.
エキウム・ウィルドプレッティ.(Echium wildpretii)
草丈2mほどある植物がずらりと並んでいるのは壮観.
花は終わりかけだったけど.
「Echium試験栽培中」の看板があり,
「原産地マデイラ島,カナリア諸島などヨーロッパや北アフリカに近接する大西洋の島々.自生地は降雨量が少なく気温3℃前後~25℃前後と温暖な気候です.日本の高温多湿な夏,霜の降りる冬に弱い.当園では冬エキウム花壇に霜除け用の寒冷紗をかけ,河内長野市での越冬ができるかの試験栽培をしています.エキウムには生育すると高さ2m以上にもなり,円柱状に伸びた集散花序に多くの小花を20000~40000個咲かせるものも有ります.花期は4月~5月頃.」と書かれていた.
ちなみに試験栽培中なのは
Echium wildpretii と Echium candicans(カンディカンス)
このウィルドプレッティ,かつてベランダで栽培した時は草丈1mにもならず,それでも5年越しで咲いた.6号程度の小さな鉢では花芽が付かず,バケツみたいな大鉢に植え替えてようやくの開花.咲くまでは枯れないけれど咲いたらあっさり枯れた.なかなか面白い植物だった.
あちこちの植物園で扱いだしているエキウム.圧倒的な存在感,訪れた者を「おぉ~!」と言わせるのが魅力かな.