![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/55a607a4176f22407f48d77975842876/1342164626)
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/55a607a4176f22407f48d77975842876/1342164643)
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/55a607a4176f22407f48d77975842876/1342164663)
少し前,近所で見かけた植物.(7/8撮影)
葉が無く地面からいきなり茎が出ている.しかもテンナンショウのような模様でしっかりした太めの茎.先端までの高さは1mくらいと背が高い.
先端に花穂があり下から順に上へ向かって開花中.淡いクリーム色の花でおちょぼ口みたいな形をしている.
これって正体は何だろう?近所で初めて見かけた花だが,図鑑で調べてみてもよく分からない.適当に「茎から花穂 ラン科」で検索してみたら「オニノヤガラ」(
鬼の矢柄,学名:Gastrodia elata) がヒット.ふむ,どうやらコレらしい.でもって再度図鑑を見たら…なんだ,載ってるじゃない!(~_~;)
ラン科で当たり,腐生植物(生活に必要なものを菌類から得る)で自分では光合成しない.(道理で葉が無いわけだ) そして塊茎があるらしい.これだけ立派な花を咲かせていたのだから昨年もあったんだろうか?ほぼ毎日通る散歩道なので気づかない事はあり得ない.ということは,単にタイミングだけの問題か.
季節の歩みが遅い・早いで,今まで会ったことのない植物に初めて出会える可能性がある.10年以上行き来しているのに…と思うと不思議.お初の植物に出会えてラッキー.