4/30に蓼科地植えポリフィラムに細工をした.板を周囲に設置し日除けにしたものと鉢をかぶせて茎が全て隠れるようにしたもの,それ以外は山野草の土を出来るだけかぶせて地表に出ている茎の部分を少なくした.
これで日射しのダメージを防ごうとしたのだが,5月末に再び蓼科に来て様子を見てみると板で囲ったもの,鉢で覆ったものはすっかり干からびていた.鉢をかぶせたものに至っては鉢を取っても茎がどこにあるか分からず.(~_~;) 画像は5/31撮影.
変に周囲を囲ったためにかえって蒸れてしまってダメになったのだろう.これだったら屋根を付けて遮光した方が良かったのかも.
残った2株,一方は直射日光のモトだが,もう一方は周囲の植物が伸びてきてやや日陰.梅雨時期だしどうなるかとこのまま放置していたところ,直射日光にさらされていたものが干からびた.日陰になっているものも干からびる兆候有り.画像は6/20撮影.
梅雨時期の多湿と晴れ間の強烈な日射しの繰り返しは,標高2000m超に生息する高山植物にとってストレスが大きい.
花を咲かせようと思ったらもっともっと葉が茂らないと無理.毎年葉が茂る前に干からびていてはどうしようもない.栽培するのに気候が合ってないのは百も承知だが,往生際悪く諦めない.なんとかならないかと無い知恵を絞っている.う~ん,一度掘ってみるかな.