ホームセンターで「菊の輪台」というのを見つけ,輪っかになっているのでトロパの支柱に使えないか?と思い買ってみた.菊の花をシャンと固定する道具らしい.
一袋に10個の支柱が入っている.ワイヤーの色は白.二重の輪っかと足みたいな部分が見えるが,うまく折りたたまれており商品はぺったんこ状態.使う時は足の部分を下に引っ張り出して使うらしい.
よ~く見るとこれは1本のワイヤーで作られている.そう,まるで一筆書
きみたいに.うまいことデザインされているなぁと感心.
うん?これなら自作出来る?
と思って作ってみた.
画像左の白が商品,グリーンが自作のもの.
使ったのは自在に曲げられる「ソフトワイヤー」.昨年通販で支柱づくりで使おうと思って
山ほど買ってあったもの.
とりあえず2個作って1つは実際に支柱として使い,1つは見本にとっておくことにした.
種からスタートしたアズレウムの株を今年はスリットポットに植えてみた.普通のポリポットではやや大きくて場所をとり,今まで使っていた輪っか支柱をセットするとさらに上部分が大きくなるので隣同士の鉢が干渉してしまう.出来るだけ多くのポットを南ベランダに置き,開花を早めてどんな花が咲くかチェックをしたいと思ったので,今年は例年よりやや小ぶりなスリットポットを選んだ.これだと今までの支柱が使えないので「支柱をどうするか」が大問題だった.
種からの株はどうせそんなに茂らないので「支柱なしのまま開花まで行ってしまえ!」とも思ったが,もじゃもじゃしているところへ水やりするのは気温が上がったら蒸れてしまいそうで気になる.どうしようかと思っていたところに出会ったのが「菊の輪台」だった,という訳.
割り箸を割って足の足してポットにズボッと埋めてみた.この支柱の難点はポットに挿すとき根を傷める可能性があること.ただ,いちいち気にしていたらきりがないのでエイヤッと挿す.
葉が茂ったらどんな具合になるだろうか.隣との干渉具合は?
今シーズンの支柱実験なのだった.
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