画像左は種(Chileflora)からスタートしたブラキセラス33号.
中央はイモからスタートのブラキセラス12号.
右は2/7撮影のレプトフィラム5号.
あれま…中央と右はよく似ている.(@_@)
歴史(たいそうな(^^;)をひもとくと,ブラキセラス12号は2002年に命名されてイモを作っていた.ふむ,結構年代物のイモだな,こりゃ.もっともガクから距にかけて赤っぽいので変だなとは思っていた.ホントにブラキセラス?と.
一方,右のレプトフィラムは今シーズン初めて栽培の品種.開花してChilefloraのカタログと比べたら,花も葉も違う.UKの某フォーラムで見てもらったがT. x tenuirostreではないかという意見を頂いた.やっぱり…ね.
そこで,直接Chilefloraに問い合わせてみたところ,ブラキセラスだと思うとの回答.ありゃりゃ?
気になるポイントは下記の通り.
1.ガクから距にかけて赤っぽいのはT. brachyceras か T.tenuirostre か?
#これはたぶんT.tenuirostreではないだろうか.
2.本当のT.leptophyllumは?
#どちらかと言うとポリフィラムに似ているはず.これについてはChilefloraが種を送ってくれるそうなので来シーズンのお楽しみ.
3.本当のT.brachycerasは?
#他の海外サイトや"Flora Nativa"(Chileで発行されている植物本)に掲載されているブラキセラスの写真と見比べると,手元にある株は異なるように思う.葉は差異が分かりにくいが,ガクや花の姿・形がちょっと違う.手元の株は角張った印象だが,資料ではもっと丸みを帯びている.
やっぱりトロパの品種はメチャクチャだなぁ…とため息.セッセと種を生産してばらまいて,さらに混乱を助長しているのかと思うとユウウツになりさらに深いため息.ハァァァ.(~_~;)
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