Helleborus tibetanus.
京都府立植物園で開催されていた「第6回 春を告げる植物展」(2/25~27)の会場にて.
他にもたくさんヘレボたちが展示されていたが,ひときわ目を奪われたのがコレ.なんとも言えないピンクが美しい.ようやく現物にお目にかかれた.(^^)
初めて日本に大量のチベタヌスを輸入したという森和男さんがいらしてて(植物の展示即売会もあったので出展者だった),お話を伺うことができた.
お話によると….
とにかくチベタヌスは水が好き.芽が出始めたらジャブジャブ水やりをする.雨の日にも水やりするくらい.水が少ないと花が小さく ショボイ.水の量と花の大きさは比例するんじゃないかと思うほど.自生地はかなり湿っている.(現地の夏の写真を見せて頂いたらシダ類がたくさん茂ってい た.)川が流れているほんすぐ側で自生している株もあった.(日本のサクラソウの自生地みたいなモンか) 中国現地で農民がホウの木を植える際に掘った穴 を覗くと水がたまっていた.(ホウの木はガンの薬用として栽培されるらしい)チベタヌスは普通のヘレボ仲間とは一線を画する.
と,自生地の情報・栽培情報などを教えて頂き興味津々だった.
なるほど蓼科でダメだった敗因は「乾燥」だったのか.排水ばかり気にしていて,まさかこれほど水を好むとは思っていなかった.う~みゅ,わりとカラッとしている気候の蓼科では,給水の工夫をしないと栽培は難しいかもしれない.
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