今年もエロディウムが咲いた.
数日前から花芽がグッと上がってきたのでそろそろかな?と注意していた.なんせやけに開花時間が短いこの花は,心して見ないと見られない.
左の写真を撮ってしばらくしてから日が射してきたのでもう1枚写真を撮ったのが右の画像.その間10分ちょっと.
花の中心部を良く見ると左の画像は黒っぽいのに右の画像では一部黄色になっている.花粉が出て来ているのだ.開いたかと思うと時々刻々と変化をとげる気の早い花.その後あっと言う間に周囲が黄色になり勝手に受粉して花弁が1枚また1枚と散ってゆく.関西人もビックリの気短さ.何をそんなに生き急ぐ?と呆れてしまう.自生地ではこんなスピードを要求されるほどシビアな環境なのかい?
ウチにはエロディウムが4株ほどある.どれもポリポットのまま,無加温ビニール温室住まい.他にも花芽を持った株がある.これで今年もまたせわしい花とのお付き合いが始まった.
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