庭で開花中のクロバナヒキオコシ.
シソ科ヤマハッカ属.ヒキオコシは漢方では「延命草」と言われる.
苗で頂いたものを地植えにしたらえらく拡がった.(^^;
環境が合っていたのだろう.
散歩途中にはヒキオコシ仲間の「カメバヒキオコシ」があちこちに見られる.花は黒っぽいが厳密には黒ではなく黒っぽい紫系.そして数ミリと小さい.草丈は1m足らずと図体はデカいのに花は小さいので,遠目に見ても開花してるかどうか分からない.
クロバナヒキオコシには学名が3つもある.
・Isodon trichocarpus
・Rabdosia trichocarpus
・Plectranthus trichocarpus
手持ちの「花のおもしろフィールド図鑑(秋)」,それに「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」ではどちらもPlectranthusが使われていた.
ネット上ではIsodonが使われているのをよく見かけるが,あるサイトによると「現在はRabdosiaが使われる,Isodonは中国高等植物図鑑などかつての中国出版物の引用によるもの」という説明があった.結局IsodonでもRabdosiaでもPlectranthusでも,trichocarpusと続けばどれでもクロバナヒキオコシって事らしい.
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