昨年大鉢の底に穴を開け,鉢ごと土に埋めたもの.
中にはポリフィラム(T. polyphyllum)球根が2個入っている.
この春,特に深い意味も無く植え場所が無かった植物3種を寄せ植えにした.メンバーは斑入り葉風鈴オダマキ,大輪ワスレナグサ,アネモネ・ブランダ.
3種とも春に花が咲き,今は葉だけ残っている.どれも初めて入手したものなので夏に地上部が消えるのか,どうなるのか分からない.たぶん消えるんだろうなぁ.
早春には発芽の兆しすら見えなかったポリフィラム,余計なものを植えてダメになったかなと不安だったが,ほどなくして発芽,すくすく育って今では鉢からはみ出して茎を伸ばしている.いずれのイモからも2本の茎が出ている模様.例年より元気じゃないの?と意外に思っている.
そんな中,先日玉川園芸の阿部先生のセミナーで「共育ち」という言葉を聞いた.単植で植えるより複数植えた方が育ちが良くなるという現象.根が絡まり合って水分供給しあう,他の植物の陰になり生き延びる,などの御利益があるそうな.このポリフィラムに当たるかどうか分からないが,もしかしたらそんな事もあるのかな~と眺めている.
このポリフィラムたち,例年夏に地上部が無くなり若干イモが大きくなっておしまい,を繰り返している.寄せ植えとなった今年はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか?興味津々.
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