実家で夏に咲いたフジ,そしてその結果.
フジは花が終わればこまめに花房をカットしていたので,こんな実の付いた姿を見るのは初めて.
このまま放っておいたら自然に落ちるかな?もっともフジは蓼科でとことん手を焼いたので,たとえ種が出来たとしても私は要らないっ!
蓼科の庭には自生のフジがあった.あっちこっちにツルが絡みつき収拾がつかなかった.必死の思いで親木は葬り去ったが,根が生きていると見えて毎年ニョキニョキあちこちから芽を出し,油断したら樹木にからみつく.それを長年放っておくと絡みつかれた樹木は巻き付いたツルがだんだん木化して次第に絞め殺されるような格好になる.おまけにフジは光を求めて高く高く上っていく.巻き付かれた木の方は次第に光まで奪われる,という寸法.だからフジを見ると「絞め殺しの木」と思ってしまう.
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