花色ピンクで何の変哲もないシクラメン・ヘデリフォリウム.
先日開花株をゲットしたもの.
普通だったらスルーするところだが,白やピンクの花が咲いている園芸店の原シク売り場で「ん?」と思った.シクラメンの香りがする!!(・_・) こうなったら気になって仕方ない.10株以上ある開花株を1つずつチェック.これだ!と思ったのがこの株.
「もっとシクラメン」の本で確認すると,ヘデリフォリウムは「香り…なし(まれに香る個体あり)」となっている.ふむ,これは「まれ」の部類ってことか.花色は通販で選べても香りはなかなか難しい.現地へ出向いてチェックして納得して連れ帰るのが一番.良い出会いに感謝.(^^)
ここからは妄想の世界.
ネット経由では花の雰囲気や花色は画像で伝わるが,香りは伝わらない.技術革新が凄まじい現代,将来香りはネットで伝わるようになるんだろうか?
ガスなど特定の香りを検出出来るセンサーは今でもある.部品として案外安いものもあるみたい.香りの測定・分析ではガスクロマトフィーが使われる.こちらはとても高価な機材.
ローズの香りは分析してもまだ分からない成分があるとアロマを習った当時(もう20年くらい前)は言われていたが,あれからどのくらい分かっただろう?
それはともかく,香りは分析出来てもそれを再現できる装置って聞いた事がない.膨大な成分を保持し,センサーの分析に応じて特定成分を特定量だけ出して香りを再現する…どう考えても無理っぽ.(^^; あるいはこれ以外のなんらかの方法で香りを伝えることが出来たら…何十年後,何百年後にはそんな時が来るのかな?
PR