咲くやこの花館ツアー参加の真の狙いはココ.普通では入られないバックヤードも案内して頂けるとのこと.こんな機会を逃すのはあり得ない.一番興味があったのは,「いつ行っても青ケシが見られる」を可能にしているバックヤードはどうなっているのかということ.
ちょっと心配だったので訊ねてみたら,企業秘密でも何でもないので写真撮影OKですとあっさり言われ,ありがたや~とバシバシ撮影.(^o^) 案内して下さったのはスタッフの和田さん.
まずは高山植物用の屋内装置.3つの温度帯で管理されている.
1.冷凍庫
2.休眠庫A 0:00~9:00 7℃
9:00~17:00 12℃
17:00~24:00 7℃
照明は7:00~18:00
3.休眠庫B 0:00~9:00 3℃
9:00~17:00 7℃
17:00~24:00 3℃
照明は9:00~17:00
これは冷凍庫.ビニール袋でパックされた箱が重ねられ,設定温度-3℃から-5℃の間で運転管理されている.
ちなみに上限10℃,下限-10℃でこの温度をオーバーした場合,異常警報が中央監視室の監視パネルに表示される.
休眠庫AとB,それを温度管理する装置.
ガラス窓の向こうに置かれている植物が見えている.照明は普通の蛍光灯.LEDじゃないんですかと訊ねたら当時は無かった,と.(^^; 別にLEDでなくても良いみたい.
ガラス窓にへばりついて奥の植物を見た,の図.
上に白く写っているのが蛍光灯.
この屋内装置を卒業したら戸外のハウスへ出ることになる.
もうすぐ館内デビューか?の青ケシたち.
冷凍から徐々に温度を上げていって最終的に戸外へ.そして館内デビュー.
こういうバックヤードでの管理があってこそ,花を絶やさず展示出来るのか…と感心.
と,これらをコンパクトにまとめたパネルが高山植物室に置かれている.ん~,この画像1枚でうまく説明出来てるね.(^o^)
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