大阪から連れてきたT.incisum10号.
蓼科に置いておく事になるので一回り大きな鉢に植え替え作戦.ついでに根の状態をチェックしてみた.
右画像の通り,根の先端部はぐるぐる巻き.スリット鉢を使用していたので,鉢の下の方で行き場を失いぐるぐる回っていたものと思われる.普通の鉢なら鉢底から根が出てくるだろうけど.さすがスリット鉢の威力.
この鉢で使っているのは赤玉土とバーミキュライト,それにわずかな腐葉土.一般的な土を使用している.他に山野草の土を使っている株もある.比較すると前者は地上部の伸びが良く,後者は細根がよく出ている.また,両者を併せたミックス土を利用した株では茎も長く伸びているし細根もよく発達している…という興味ある結果が見られた.ただ,数鉢だけの実験なのでこれは単なる個体差かもしれない.
それにしてもinsisum の根は太い.茎よりも太いのには驚いてしまう.このまま根は太って根茎になるような感じがする.ちなみにこの品種,まだ花を見たことがない.黄色の花が咲くらしいが,果たして何月まで保つだろう?試行錯誤の栽培が続く.
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