奥はカボチャ,手前はイモ.と言ってもサツマイモではなくジャガイモ.
見事な紫色をしている.シャドークイーンという品種名だとか.
紫のサツマイモは10年以上前から知っていたし,それを粉にしたものがラベンダー・ソフト用の色粉として使われている事も聞き知っていた.
だが!ジャガイモに(この日本において)紫色のものがあるとは知らなかった.しかも皮だけでなく中身まで紫.アンデスレッドという品種は数年前に食べたことがあったけど,中身は赤くなかったような….
ジャガイモのふるさと・南米にはすごい品種の数があるという.長年ペルー在住だった方に「様々なジャガイモはみな料理によって使い分けている」と聞いたのがこれまた10年程前.青ナスタ栽培挑戦のため,必死に原産地の情報収集をしていたのもその頃.その方にお話を伺ったのもイモ・ナスタの情報が知りたかったから.様々なペルーのお話を聞いて興奮したのを覚えている.
当時,国内で広く出回っているのは男爵とメイクイーンだけだった.時を経てわが国でも栽培されるジャガイモの品種が増えてきたとみえる.いま,いったい何種類のジャガイモが栽培されているんだろう?
紫のジャガイモを眺めながら10年前のやりとりと遠きアンデス(イモ・ナスタのふるさと)に思いを馳せるのであった.
※この紫イモ,カボチャと共に肉味噌で頂きました.あやさん,ごちそうさま.(*^^*)
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