青ケシ

蓼科湖のほとり，彫刻の森公園内にて．

今年はどの花も早い．もしかして青ケシも早いかも？と思いつつ蓼科湖へ向かった．

遠目に青いものが見える！やっぱり開花してたんだ～．

なんと花弁がひらひら数枚既に落ちてる花もある．(@_@)　
いつ咲き始めたんだろう？
とりあえずきれいな個体を記念撮影．ここの青ケシはグランディスだが，この青っぷりは美しい．

耐寒性は強いので冬越しは心配してなかったが，夏越しできる環境なのがうらやましい．
白樺の下，風の通るほぼ日陰地．
我が家より標高も高いし，夏の最高気温も30度には届かないのかもしれない．
ここに来れば青ケシが見られる，という場所が近所にある事が嬉しい．

我が家への帰り，昼間なのに道路を鹿が横切っていった…
周囲はどこも鹿避けネットされている．
この個体以外にも数頭見かけた．
増えてるんだなぁ…と実感．

ただ，この画像の子，赤い首輪してる？
なんなんだろう？とらえられたことがあるってことかな．
まさかペットじゃないだろうけど．(^^

青花ペンステモン

庭で開花中のペンステモン青花たち．

左はヘブンリーブルー（P. ’Heavenly Blue）
中央はメンサルム（P. mensarum）
右はオバタス（P. ovatus）

ヘブンリーブルーは咲き始めたばかり．メンサルムは茎がひん曲がって咲いている．オバタスが一番早く咲きだしてほぼ満開，これは一番花色が淡い．

どれもマイナス14度の冬を無事越して新芽が出てきた耐寒性の強い子たち．手間いらずで我が家向き．(^^)

カーペットカスミソウ

2013年に西宮市の北山緑化植物園で購入したもの．
その春蓼科に連れてきて鉢植えにし，そのまま放置．
無事に冬越し，昨年も咲いていたと思うが今年はパワーアップして鉢いっぱいに花を咲かせている．ノーメンテナンスでこれだけ咲いてくれるのはありがたい．

ナスタPhoenixの鉢の後ろで，午後からは日陰になる場所に鉢を置いている．このまま放置したら来年はどうなるだろうか？

ハイジの村リベンジ

バラは見事だったものの，イマイチ落ち着いて園内散策出来なかった先日のリベンジで，ハイジの村を再訪．

今朝蓼科は8度まで気温が下がり寒かったが，ハイジの村も晴れたり曇ったりで風が強く肌寒かった．入園する際，「今日はドローンは飛んでませんよね？」と確認．ついでに先日のは何だったのか尋ねたら，広報に載せるための写真撮影と聞いて呆れてしまった．お役所自ら迷惑行為してたのか～と．(~_~;)

今日は静か．やかましい団体客も居ない．の～んびりバラの回廊を散策．ただ，気温が低く香りはイマイチ立っていない．中一日で咲き進み花開いたバラもあれば，散ったバラもあり…ニュアンスが異なる．画像は「ゴールド・バニー」．一番見頃で美しい．

あらためて旅はその時のタイミング次第で印象がずいぶん変わるもんだなと思った．先日だけだったら悪い印象を持ってしまうところだが，今日は良い印象．天気もそうだが，こればかりは訪れる人の運次第か．少なくとも今年は二度園内散策するチャンスに恵まれたことに感謝．

バラの回廊

先日訪れたハイジの村にて．

日本一長いバラの回廊．
ちょうどバラが見頃で，赤，ピンク，黄色，白，アプリコット，薄紫…と様々な花色のバラたちが迎えてくれた．

開園は朝9時．到着したのが9時半前．おかげでまだ来園者も少なく，回廊ではご覧の通り人通りの無い画像が撮れた．その後午前中は団体さんやら，やたら声の大きい女性グループやら，かなり賑やかに人々が行き来していた．

あちこちバラの名所で開花がニュースとなり美しい花の映像を見られるのだが，現地でないと絶対体験できないものがある．それは香り．良い香りを堪能するのは訪れた者の特権．ふわ～っと香るバラの香りを胸一杯に吸い込んで今年一年のエネルギーをチャージ．ここは山で空気もきれい，景色も美しいのがポイント高い．私の知っている中で一番美しいバラ園．

T.speciosum

画像左は先月speciosumらしきものの発芽を見つけた場所．出ていたのは1本だけだったのに，今回見ると2本に．種からだと2粒から発芽したことになるが，イモからだと同じものから2カ所で出てきたことになる．

そして右画像は別のところで出ていたのを昨日発見したもの．イモからだろうと思い，ソッと掘っていたのだが途中でプッツン．仕方無く鉢植えに．イモが無事ならまたどこからか出てくるだろう．

これから梅雨，そして暑い夏がやってくる．speciosumはいつも夏の間に消えてしまう．この夏はどこまで頑張れるだろうか？

それにしても画像左の2本出ているうちの手前側は葉が丸っこくて，もしかしたらT.ciliatumか？ 咲いたら分かるだろうけど，咲くまで保つかどうかが大問題．はたしてどうなることやら．

新種ナスタ開花

昨日蓼科入り．
先週始めに見ていた週間予報では日曜日雨マークだったので心配していたが，前日になり急に予報が変わり曇りマークに．なんてラッキー♪

昼過ぎの気温は23度，夕方買い物を終えて家に入る前に温度計を見ると18度．ちなみに今朝7時頃の気温は15度．

庭を見るとナスタ達が元気に開花中．地植えにしたら細々としか咲いてくれずショボかったので，今回は鉢植えにしておいた．これが正解で今までで一番良いナスタの出来．ちょうど新品種のPhoenixも咲き，鮮やかオレンジ色が目を惹いた．花弁が普通のナスタと異なり周囲にギザギザがあり，どことなくsmithiiを思わせる．カタログ写真では黄色もあるようだったが，今咲いているのは何故かオレンジ色ばかり．どこかに黄色が混じってないかな～．

これもツートン・カラー（スイートピー）

T&Mのスイートピー，"Little Red Riding Hood"．（赤ずきん）

大鉢に多粒蒔き状態で，1鉢はこの品種，もう1鉢は別の品種を植えていた．
5月に蓼科から帰ってきたら，別の品種は見事に干からびて枯れ上がっていた．(-_-)
どうもスイートピーはタイミング的に相性が悪い．

この品種もかろうじて緑が残っている状態で，これはイカンと場所移動，給水装置も増やしておいた．その時花の気配は全然感じなかったのだが，ある日バルコニーを見たらこの「赤ずきんちゃん」が1つだけ咲いていた，という訳．

枯れた枝を整理しついでに鉢土の上に乗せてマルチングにしておいた．少しでも干からび防止になればと祈っている．

ルピナス

万博公園のルピナス・コーナー．

ちょうど満開の良い時期．
以前に比べちょっと規模は小さくなったかな？

それでもこれだけの数が咲いていると見事．蓼科の庭の1株，2株チョロッと咲いているレベルとは比較にならない．群落で勝負の植物なんだなぁとつくづく思う．

ルピナスの花色は白，ピンク，ブルー，パープル，そしてこれらの組み合わせがメイン．中に1つイエロー系の株があり，他に無い色で目立っていた．

ツートン・カラー

花の文化園で見たオオトリトマ．

時折ガーデンで出会う植物．
そこそこ草丈もあるし，黄色とオレンジのツートン・カラーが目立つ．

でも…あまりじっくりと観察した事が無かった．
よく見ると「花は下から咲きだんだん上へと上って行く．ツボミの部分がオレンジ色，開花すると花は黄色」なのが分かる．たいがい見かける時はツートン・カラーだが，咲き始める前はオレンジの塊って事か．(^o^)

球根植物で耐寒性もあるらしい．海外サイトでUSDA hardiness zoneを調べてみると5～9とか，6～10とか出てきた．大阪の我が家は9b（to -3.8 °C），蓼科は7b（to -14.9 °C）くらいなので蓼科でも地植えに出来そう．